飼い主 (昔の私)
マザコンダメ夫・新郎と離婚後
FFXIで将来の旦那氏と出会う
(あらすじ)
オンラインRPGFFXIの
LS(ギルドのようなもの)
メンバーの中で、1人だけ
やたらと飼い主(私)に
ウザ絡みしてくる
シンママさん
彼女は、
恋多き人でもあった
FFXIのサービス開始が
5月だったはずだが、
ゲーム中に知り合った
LSメンバーの1人と
6月末だったか
とにかく夏休み前には
デートしていた
ビビビッと来たらしい
その電撃スピードデートに
事務職OLさん
(当時20代、未婚)は
興味深々だったが、
離婚経験のある私は
まったくワクワク出来ず
シンママさんの子供の
心配をしていた
自称シングルマザーの
シンママさんには
子供がいる
シンママが子供の話を
する時、小学生だったり
高校生だったりして、
長いゲームプレイ中に
最初は小学生だったのが
後に高校生になったのか
それとも2人いたのかは
わからないけど、
少なくとも、この当時
1人は確実に小学生の
子供がいた。1人は確実に小学生の
デートしたと言う
甘味料さんとシンママさんは
遠距離恋愛
本人達の自己申告では
交通手段によっては
日帰り出来るかどうか
ギリギリの距離
どっちが訪問したにしても
そこそこ帰宅は遅かったはず
と、推測される。
恥ずかしながら飼い主(私)は
大学生になるまで家事も
出来なかったので、
昼ご飯だけだったとしても
小学生の子供が、1人で
どうやって食べたのか
非常に気になった
なので、
なるべくシンママさんとは
距離を置こうと思ってたのに
思わず聞いてしまった
※シンママさんは1人称が
「私」ではなく名前
(シンママはねえ~とか言う)
シンママさんの親である
おばあちゃん達が
子供を見てくれるとか
うちの子は優秀だから
作り置きしておくと
ひとりでチンして
食べてくれるとか
そういう答えが
返って来ると思いきや
突然、烈火のごとく
怒り出したシンママさん
留守番中の我が子が
何を食べたかなんて
自分には関係無い
と言い放った。
気にならないの?!
いままで私が知りあった
シングルママは、みんな
めちゃめちゃいい子で
私より若いのに
しっかりしてる子
ばかりだったのに、
私より年上で、こんな
見てて不安になる
ママもいるんだな
たまたま
シンママさん本人も
シンママさんの子も
出来るお子さんで
「子供は留守番出来て当然」
って思い込みがあった
のかもしれないけど
小学生の留守番を
心配して、怒られるのも
なんだか腑に落ちない
ますますシンママさんとは
会話しないように
心がけようと思う
飼い主(私)だった
(つづく)